え?ホントにこれでいいの?!ズボラ母でもつづいた「結果の出る離乳食」はコレ
みなさんごきげんよう。
前回の記事で離乳食の大切さを書いたんだけど、今回は実際に私がやってきた超絶簡単な離乳食の最初の一歩を書くよ。
自治体や産院の離乳食講座で習うような、野菜をすりつぶしたり出汁を凍らせたりするのはズボラな私には苦痛でしかなかったから、この情報が、同じように感じているママ達の役に立てたらうれしいな。
どんなやり方であれ、離乳食は「最後までつづける」ってことが大事だし、さらには「求めた結果につながる」と、パパやママもうれしいよね!
今まで離乳食を導入する意図や目的を考えずに、ただただ離乳食づくりをがんばってきたママ達にも読んでもらいたい。
今回のテーマはこれ。
くらげママ流 ズボラ離乳食とは
ズボラな私が離乳食をちゃんとやろうって思ったのは、自分自身が結婚直後までアトピーだったことがきっかけ。
子ども達に同じ思いをさせたくないという理由から3人の離乳食をまじめにやった結果、今になって「あの時がんばって良かったな〜」と思えることが沢山あるんだよね。
うちは2人目と3人目の歳の差が少し離れていたのもあって3人目育児はカナリ余裕だったから、離乳食と子どもの発育との関連性を分析したり実験することができた。離乳食づくりに関しては、3人目は2人目よりもさらに簡単になったんだ。
3人目育児では、何人かの友達と一緒に同じやり方で離乳食をすすめたことで、頑張りポイントが明確になった!というのがブログを書こうと思ったきっかけだよ。
くらげママがお手本にした離乳食の教科書とは
1人目育児の時には育児雑誌やネットの情報に翻弄したのだけど、それでも自分の軸はいつもブレなかった。その軸っていうのは「自分で調べた結果、心底納得できるものだけを実践する」ということ。
周りがなんと言おうと、自分自身が見たり聞いたりした中で少しでも「本当にそれで大丈夫なの?」「その根拠ってナニ?」と疑問に感じたことは選ばず、他に信用できそうな情報がないかとにかく調べたんだよね。
たとえば離乳食の開始時期や、新たにはじめる食材の慣らし方とかさ。
そして最終的に信用する情報源を、2つに絞ったの。それがこれ。
- 様々な年代データを持つ “スーパー管理栄養士”(友人)の知識
- 3人目育児で初めて出会った「赤ちゃん塾」で得た知識
この2つだけでも内容や考え方が異なるけど、悩んだ時にはこの2つのうちどちらを選ぶって決めたことで、ものすごく実践しやすくなったんだ。
年代ごとの沢山の情報を持つ友人と、赤ちゃんの体の発達に特化した情報を持つ「赤ちゃん塾」の情報では視点が異なるっていうのも、情報源が2つあるメリットかもしれない。
離乳食の最初の一歩と次の二歩目にやること
ここからは、実際にどんなことをしていったのかを書いていくよ。
まず最初の一歩は、おもゆ(おかゆの上澄みのドロドロしたお湯)を与える・・・というのが一般的だけど、くらげママ流離乳食ではその前に2つやることがあるよ。自治体主催の講座はもちろん、病院や普通の離乳食講座ではあまり聞かない方法だから少し驚くかも。
まず1つ目は
そして2つ目は
※あ。だから歯固め用のオモチャとか買おうとしている人がいたら、ひとまず買わなくて大丈夫。今後オススメのオモチャも紹介していく予定だよ。
湯のみで白湯を飲ませる理由
その前にまずは湯のみで白湯を飲ませる時のやり方なんだけど、口の端っこに湯のみをトントンッと軽くあてて「ここから飲み物がでてくるよ〜」という合図をするところから始めるんだ。口の周りの神経が発達している乳児期は、ミルクの哺乳瓶やママのオッパイが口の周りに当たると、ピンポイントで吸えるところを探すよね?
その習性(?)を応用して、そのまま湯のみでの飲み口を探して飲み方を覚えることで、口の周りの筋肉が動いて鍛えられるわけ。
これは、その後の成長段階で登場する“野菜をすりつぶす”というアゴの運動と、さらにはその後の運動神経にまで関わりがあるから、片側からだけではなくて両側の口の端から湯のみを当てるようにするといいよ。
最初はもちろんママも赤ちゃんも下手くそで、湯のみで液体を飲ませるなんて不可能。なので、お風呂に入った時とかにそのまま練習するといいかも。こぼれたって全然気にならないもんね。
ちなみに、陶器の湯のみ茶碗を使う理由は3つあって
①両手で湯のみを持てるようになった時に、じつは重さがあるほうが持ちやすい
②幼い頃から本物の食器を使うことで使い心地に慣れたり「落としたら割れる」という危険性を体得できるようになる(食器の扱いに気をつけるようになる)
③プラスチックコップより、湯のみのほうが厚みがあって赤ちゃんが飲みやすい
ということなんだって。
うちの末っ子は小さい時からMy湯のみを持っているんだけど、コップやジュースを倒してこぼしたことがほとんどないのもこのトレーニングのおかげかも。たまたまかもしれないけどね。
オモチャの歯固めはまだいらない!固めの人参を持たせる意図とは
次にこれ。私も最初は驚いたんだけど、生後4〜5ヵ月ごろから、この「歯がため人参」を持たせるの。そうすると歯固めになるだけじゃなくて、離乳食をはじめる準備にもなるんだって。丸ごと蒸すから少し時間がかるし、蒸しすぎると柔らかくなりすぎちゃうから慣れるまでは少し注意が必要。
大人が指で人参の周りを潰してみて、「ちょっと潰れるかなぁ・・・」という程度のかなり硬めな人参で大丈夫だよ!そうじゃないと、カミカミしているうちに折れて口の中で引っかかっちゃうからね。
それに、いくら硬くても万が一のことを考えて、カミカミしている間は必ずママが付き添って様子をみてあげてね。
わが家ではステンレスの無水鍋を使って作っていたけど、圧力鍋や土鍋で作ってもラクみたい。この話は本格的な離乳食づくりの回でまた書くね。
「結果の出る離乳食」の目指すところ
ところで、「離乳食に求める結果って何?!」って疑問に思った人もいるかもしれないけど、世間的には「上手にごはんを食べられるようになる」ってところがゴールなのかなぁ。
でもね、私が求めたのはこの2つ
- 好き嫌いなくモリモリ食べる子になる
- とにかく健康な子になる
私が通った「赤ちゃん塾」では
食べたい欲は、生きたい欲
食べるチカラは、生きるチカラ
って教わってね。これ本当にそうだなぁ…って、子どもが大きくなるにつれてしみじみ思うんだよね。
ほんの数カ月がんばっただけで、私たちが求めた結果が達成されたのはモチロン、さらに副産物を沢山得ることができたんだ。
これもまた今度書くね。
まとめ
- くらげママ流 ズボラ離乳食は、通常の離乳食とはカナリ異なる
- 離乳食の最初の一歩と次の二歩目にやることは、湯のみトレーニングと丸ごと人参を与えること
- ここでいう「結果の出る離乳食」とは、モリモリ食べて健康になる事以外にもたくさんの副産物を生む
こんな感じ。ぜひ試してみてね!
ではまたね〜